株式会社ビップトップ様

現状を理解し、具体的で実現可能なデジタル化の道筋を示してくれました!

紙ベースの情報管理や複雑な給与計算に課題を抱えていた株式会社ビップトップ。フミダスDXの導入により、業務のデジタル化を実現。独自の歩合給アプリ構築を通じて、業務効率の大幅な向上と社内のデジタルリテラシー改善を達成しました。

エリア埼玉県
従業員数10名
事業内容カーレスキュー、カスタム車制作/販売、射出成型・縫製加工

インタビュー

INTERVIEW

お客様

株式会社ビップトップ

担当

上原 和也

フミダスDXを利用しようと思った理由を教えてください。

はい。フミダスDXの利用を検討した主な理由は、当社が抱えていた複数の課題を解決するためでした。

まず第一に、情報管理の問題がありました。当社では紙ベースでの書類管理が主流でしたが、外出先で必要な資料を確認できないことが業務の大きな支障となっていました。

次に、メール管理の煩雑さも課題でした。外出の多い業務形態のため、会社宛のメールを携帯電話に転送して確認していたのですが、ドメインの変更や履歴管理に問題が生じていました。

三つ目は給与計算、特に歩合給の計算に関する問題です。複雑な計算式のため、毎月多大な時間を要し、時には計算ミスも発生していました。これは早急に改善が必要な点でした。

そして最後に、デジタル人材の不足が挙げられます。これらの課題をデジタル技術で解決したいと考えていましたが、社内にその能力を持つ人材がいませんでした。

フミダスDXは、これらの課題を一括して解決できる可能性を提供してくれると考えました。個別の問題に対して別々のソリューションを探すよりも、統合的なアプローチができる点が非常に魅力的でした。そのため、導入を決定しました。


フミダスDXの良かった点を教えてください。

第一に、抽象的な説明ではなく、日常業務のデジタル化による具体的な改善点を提案してくれたことです。例えば、書類のデジタル化による検索時間の短縮や、モバイルデバイスを用いた外出先での資料確認など、実務に即した提案がありました。これにより、デジタル化の利点を具体的に理解することができました。

次に、現実的なアプローチを採用していただいた点が挙げられます。当初から大規模な目標設定をするのではなく、当社にとって実現可能な適度なプランを提案していただきました。「まずはここから始めましょう」という段階的なアプローチは、非常に効果的でした。

また、当社の現状をよく理解した上で、無理のない範囲で段階的にデジタル化を進められるよう支援していただいたことも高く評価しています。この取り組みにより、社員の抵抗感も軽減され、着実に改善を進めることができました。

さらに、当社の業務特性に対応できる柔軟性も魅力的でした。機能のカスタマイズが可能であったことは、大きな利点でした。

総じて、デジタル化に不慣れな当社にとって、フミダスDXのアプローチは非常に心強いものでした。伴走型の支援により、安心して導入を進めることができました。


具体的にどのような課題を解決できましたか。

第一に、基本的な業務のデジタル化です。Googleツールの導入を通じて、日常業務の効率化を図りました。具体的には、Gmail、Google Chat、Google AppSheet、Google Sheets、Google Drive、Google Calendarなどのアプリケーションを導入しました。これらは一般的には基礎的なツールと見なされるかもしれませんが、当社にとっては新しい取り組みでした。

フミダスDXは、これらツールの概念説明から導入プロセス、使用上の注意点まで、丁寧にサポートしてくださいました。その結果、外出先からも必要な情報へアクセスが可能になり、業務の移動効率が向上し、情報の行き違いも防止できるようになりました。

第二の課題解決は、歩合給計算の自動化です。既存の汎用アプリケーションでは当社の要件を満たせなかったため、フミダスDXに独自のアプリケーション構築を依頼しました。この専用アプリにより、これまで定期的に発生していた複雑な計算を自動化することができました。

その結果、計算に要する時間と労力が大幅に削減され、計算ミスも減少しました。さらに、予想以上の効果として、実績データの可視化が従業員のモチベーション向上にもつながりました。

これらの取り組みにより、業務プロセスの効率化だけでなく、社内のデジタルリテラシー向上や、データ駆動型の意思決定への移行など、より広範囲な改善を実現することができました。