株式会社ミック様

単なるデジタル化ではなく、社員の意識改革と業務プロセスの最適化をもたらしてくれました。!

紙ベースの非効率な業務に課題を抱えていた株式会社ミック。フミダスDXの導入により、お弁当注文のデジタル化やマニュアルの動画化を実現。業務効率の向上とともに、社内のデジタルリテラシーも大幅に改善しました。

エリア埼玉県
従業員数48名
事業内容シャッター、自動ドアー関連製品及びその他の機械加工部品の設計 製造、組立

インタビュー

INTERVIEW

お客様

株式会社ミック

担当

上原 和也

フミダスDXを利用しようと思った理由を教えてください。

フミダスDXの利用を検討した主な理由は、当社が直面していた複数の課題を解決するためでした。

第一に、情報管理の非効率性が挙げられます。多くの情報を紙ベースで管理していたため、業務効率が低下していました。この問題は認識していたものの、抜本的な改善策を見出せずにいました。

特に顕著だったのは、定期的に発生する棚卸し業務です。この作業はスタッフにとって大きなストレス要因となっており、また多くの人的リソースを必要としていました。

第二の課題は、ノウハウの属人化でした。長年にわたって会社を支えてきたシニア社員に、様々な重要なノウハウが蓄積されていました。このノウハウを維持し、次世代に確実に引き継ぐことが喫緊の課題となっていました。

これらの問題に対し、デジタル技術を活用して改善したいと考えていました。しかしながら、社内にデジタル化を推進できる人材が不在であることが大きな障壁となっていました。

フミダスDXは、これらの課題を包括的に解決できる可能性を提供してくれると考えました。特に、デジタル化の推進をサポートしていただけるという点が、当社にとって非常に魅力的でした。そのため、導入を決定いたしました。


フミダスDXの良かった点を教えてください。

最も優れていた点は、その背景と実績にあると考えています。

まず、フミダスDXが埼玉の製造業の会社である真工社の自社現場改善活動から生まれたサービスであるという点が非常に魅力的でした。製造業の現場から発展したソリューションであるため、当社が直面している課題に対する深い理解と共感が期待できると考えました。

さらに、当社が抱えていた多くの課題に対して、真工社がすでにデジタル技術を活用して改善を実現していたという事実も、大きな安心感につながりました。これは単なる理論や仮説ではなく、実際の製造現場で検証済みのソリューションであることを意味します。

このような背景から、フミダスDXを導入することで、当社の課題解決の成功確率が高くなると判断しました。実際の製造業の現場で効果が実証されているソリューションであるため、当社への適用においても高い効果が期待できると考えたのです。

結果として、フミダスDXは当社の期待に応え、効果的な改善を実現することができました。製造業の現場から生まれ、実践で磨かれたソリューションであることが、その成功の大きな要因だったと評価しています。


具体的にどのような課題を解決できましたか。

フミダスDXの導入により、主に二つの重要な課題を解決することができました。

第一に、お弁当注文管理の効率化です。これは従来、紙ベースで行っていた非効率的な業務の代表例でした。フミダスDXの支援により、業務フローを整理し、専用のお弁当注文アプリを構築・導入しました。その結果、発注側と管理側双方の業務効率が大幅に向上し、手間やミスの削減につながりました。

特筆すべき点として、このアプリ導入が、シニア社員のデジタルツール活用を促進する契機となりました。タブレットやアプリを日常的に使用することで、デジタルツールへの抵抗感が軽減され、今後のデジタル化推進に向けた重要な一歩を踏み出すことができました。

第二の課題解決は、作業手順のデジタル化です。従来は紙ベースで管理していた作業手順を、マニュアル動画として作成・管理する方式に移行しました。フミダスDXから動画作成方法やクラウド管理の手法についてレクチャーを受け、スムーズに移行することができました。

この取り組みにより、マニュアル管理コストの削減や共有の容易化が実現しました。さらに、予想以上の効果として、作業手順の再現度向上によるクオリティアップ、マニュアル化を意識した業務プロセスの標準化、それに伴う無駄の削減などが達成されました。また、教育に要する時間の短縮も実現しました。

これらの改善により、業務効率の向上だけでなく、社内のデジタルリテラシー向上や、業務プロセスの最適化など、より広範囲な改善を実現することができました。フミダスDXの支援は、当社のデジタル化推進に大きく貢献したと評価しています。